プランターでミニキエーロを作ってみた!

一人暮らしですけど、生ゴミの量が多くて、何とかならないかな?と考えていたら、ミニキエーロという生ごみ処理機があることを知り、ネットで検索して見たところ、プランターでも作れそう、意外と簡単そう、自作すれば安く作れることを発見!これは、作らなくては損だと思い、プランターでミニキエーロを作ってみたので、制作時と使用している今の感じをレポートしたいと思います。

キエーロとは

キエーロとは、土の中微生物の力で生ゴミを分解する生ごみ処理機のことです。神奈川県葉山町にお住まいの松本さんが発案されたもので、黒土の中にいる微生物が生ゴミを分解することを利用しており、土の量が増えない、正しく使用すれば、虫や臭いが発生しにくいといった特徴をもち、現在では、全国の自治体や個人に広まっています。

キエーロの特徴

  • 臭いや虫の発生が少ない
  • コンポストと違い堆肥ができないため、土の量が増えない
  • 手軽で維持費がかかりにくい
  • 広い敷地がなくても始められる
  • キエーロの土は堆肥として使うことができ、家庭菜園で使用すれば植物の生育も良くなり無農薬有機栽培にも最適

キエーロへの生ゴミ投入量や頻度、季節やキエーロの大きさなどによって分解に必要な日数は変化します。夏場は温度が上昇するのでバクテリアの活動も活発になり、10日程度で生ゴミは消滅すると思われます。逆に、冬場は分解に時間がかかるため消滅期間は長くなります。

キエーロの使い方

  1. キエーロの蓋を外して土を掘ります。
  2. 生ゴミを土の中に投入します。
  3. 生ゴミをシャベルで細かくして土と混ぜながら水をかけます。
  4. 生ゴミが完全に覆われるように土をかけます。
  5. 蓋を被せます。

生ゴミはプランターや土の量等によって100グラムから300グラム程度を投入します。生ゴミは可能な範囲で細かくしておくと分解が早くなります。キエーロは、日光によく当たる場所に置くのがベストです。土の温度が高いほどバクテリアが元気になり、生ゴミ処理のスピードが上がります。

プランターでミニキエーロを作る材料

  • 透明な波板(66cm☓45cm)
  • 角材(66cm☓4cm☓3cm)3本
  • 蝶板(ビス付き)3枚
  • 傘釘(長さ38cm)12本
  • プランター(70cm☓40cm☓26cm)1個
  • ビス(5mm☓50mm)3本
  • 黒土(14㍑)2〜3袋

プランターは家にあった物を使いました。その他の材料は、近所のホームセンター コメリに行って購入しました。おおよそ、3000円から4000円くらいでしょうか。

プランターでキエーロの作り方は、検索するとあれこれヒットしますので参考にしてみてください。ちなみに僕は、東村山市のYou Tube動画を参考に作りました。工作がとても苦手なので、傘釘を打ったりするのがうまく行かなかったりと悪戦苦闘しました。最低でもインパクトドライバーなどがあれば、もっとしっかりしたものが作れたような気がします。

出来上がったキエーロはこちら

黒土を投入します。

黒土を42㍑(3袋分)入れました。入れすぎたかなと思いましたが、まあなんとかなるでしょう。

こんな感じに仕上がりました。

早速、生ゴミを投入。水と混ぜながら、およそ6日分の野菜くず、コーヒーかすなどを入れました。それが、11月12日(日)17:00頃、11月15日(水)に確認したときには、まだ野菜クズが残っていたので、もしかして駄目かもと思い、ネットで検索して水の量が足りないことを発見。少し多めにぬるいお湯を入れてかき混ぜて見ました。11月18日(土)生ゴミを入れたところを掘ってみると、6割ぐらいの野菜くずが消えていました。コーヒーかすは全然残っていませんでした。11月19日(日)お日様が当たる場所に動かして、再度生ゴミを埋めました。これで、来週末にどうなっているか、様子を見てみましょう。

まとめ

ミニキエーロは、工作ができれば誰でも簡単に作れてすぐに使い始めることができます。黒土は、意外と水を多めに入れないと、手で握って軽く固まるくらいの感じになりません。生ゴミの汁などもドシドシ入れることができるようなので、遠慮しなくても良いみたいですが、水が多すぎても良くないようなので、入れ過ぎは要注意です。生ゴミは、できる限り細かくしておくほうが良いみたいですが、スコップでガシガシ砕きながら土と混ぜるのも楽しいですよ。あと、バクテリアは水と空気で生ゴミを分解するようなので、空気を混ぜ込む感じで土と生ゴミを混ぜると効果が上がるのではないかと思います。

しばらく使用してみて感想をリポートします。寒い時期に入るので、分解のスピードがどれくらい下がるのか興味が湧きます。

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